1976年5月21日午前11時56分、大阪府に生まれる。
鹿児島、福岡、広島で育ち、現在は東京・神奈川をテリトリーとして活動中。
幼少の頃から、音楽に親しみ、いつの頃からか『音楽で生活する!』と野望を抱くようになる。
小学校で鼓笛隊、中学、高校で吹奏楽を経験。心に抱く野望を諦めきれず、横浜へ。
1997年より本格的に音楽の勉強を始め、Jazzに足を踏み入れてしまう。
New Orleansの音楽に出会い、2003年5月、初めてNew Orleansへ!
以来、急速にNew Orleansにとりつかれ、現在、ライブなどでは
主にNew Orleansの音楽を演奏。
その場にいる全ての人達に笑みがこぼれるような、癒し(?)の演奏ができる
トランぺッターを目指し活動中。
あれは遥か昔の小学4年生の時。
鹿児島で通っていた小学校に鼓笛隊があって、その鼓笛隊に
最初、兄が入っていてトランペットを吹いていました。
それで、いつの間にか自分もその鼓笛隊に入っていたっちゅわけです。(笑)
そう言えば、ウチの兄ちゃん、最初はスネア叩いてた気ぃするなぁ。
そこは、確か、3年生から入隊(笑)できたと思うんですが、まず、3年生は
バトンやらフラッグやら飾り物(?)をやらされるんです。
で、4年生になると、先生に1人ずつふりわけてもらって、
晴れて楽器を持たせてもらえるシステムになってました。
ウチにもその時がやってきて、先生が・・・
「ん〜、お兄ちゃんがトランペットだから、妹もトランペットやるか」
で決まり!ぃやった〜!ということで晴れてラッパをゲット。
やっぱり、狙ってたのがラッパかスネアやったし、ラッパかっちょ良かったもんなぁ。
ウチにトランペットを吹くきっかけ、ちょっと人から外れた生活(?)をおくる
きっかけを作ってくれたのが、今でも覚えていますよ〜
飯山先生です。有り難うございました!
お元気かなぁ。ウチの事覚えてるかなぁ・・・(ないか・・・やっぱ)
これが、トランペットとの出会い。
今じゃすっかり抜け出せなくなっちゃいました。(^.^;)
Jazzとの出会い、というか、これって Jazz やったんかぁ〜といろいろと
判明し始めたんが、1997年に横浜に出て来てからです。since 1997です。
それまでの知識というのは、なかなか気に入ってたんで覚えてたんですが、
「サッチモって言うおじちゃんが"What a wonderful world"ていう曲を歌ってる」
って言う事くらいでした。
今でも、この曲はウチの大切な曲ですねぇ。
そもそも、「Jazz やるべ!」で出て来た訳でなく吹奏楽をやっていたからか、
映画で流れる音楽に、鳥肌を立て感動して、ウチもこんなんやりたい!と思っていたんです。
スターウォーズなんかもかっちょい〜じゃないですか!(笑)
んだども、トランペットの基礎もグラグラ、音大なんてもってのほかの自分には
今さらとうてい無理なお話やなぁ(泣)と、さすがのウチもこの野望は切り捨て、
何でもいーから(笑)とにかくトランペットが吹きたくて、横浜に出てきて
入った『JAM音楽学院』がJazz を教えてくれる学校だった・・・
てなわけで、ウチのJazzマスターへの道が始まってしまいました。
New Orleans の音楽、Traditionalと呼ばれる音楽をやるようになったのは、
これまたひょんな事からでした(笑)
ある日、ライブでやるネタ(曲)を探していろいろCDを聞いてたんです。
んで、Wynton Marsalis の『Standard Time, Vol.2』に入っている
『Bourbon Street Parade』(Paul Barbarin)を聞いた時『お、これやりたい!』と思い、
他にも誰かやってないかとCDを探してみた。
アルバムタイトルに『Standard』て書いてあるくらいだから誰かやってるだろうと思ったが、
何せ見当違いのとこで探していたため見つからず・・・
いつも一緒にやってる多々羅智子(p)にも聞いてみたが知らない・・・
「なんだぁスタンダードってもあんまみんなやってないんじゃん・・・」
今思うと、その頃のリサーチ力のなさが恥ずかしい(泣)
「しゃぁないから自分達でとるか」でとりあえず曲はやれた。けど、何か寂しい。
「そだ、何かさ左手をこ〜ブンチャブンチャってあっちいったりこっちいったり忙しいやつで
やってみたらどかの」よしやってみよう・・・
しばらくやってみたが、タラちゃん(多々羅智子)ちょっとつらそう
「どうやったらうまくできるかわからんよ〜」ん〜難しそうだ。
今思い出すとこの曲をピアノとDuoでやろうとしてたらしい(笑)
「そだ、こないだ古川先生とかいう人がブンチャブンチャってえらいかっこ良く弾いとったど。
ちょと聞いてみよぉでぇ」
ここから、New Orleans の扉を開ける事となるのであります。
後日、古川奈都子さんをつかまえたウチらは
「すいませぇん、Bourbon Street Parade って曲知ってますか?」
あの奈都子さんにバーボンストリート知ってますか?だって・・・
後で奈都子さんから聞いた話
「この子ら、ウチに『バーボンストリート" 知って "ますか?』って聞きに来おったわい!」
と思ったらしい。おっしゃる通りっす(笑)
それがきっかけで、奈都子さんのスイッチを押してしまったもよう。
んで、セミナーやるか!とおっしゃってくれ、それ以来 New Orleans の事、
音楽の事を教わるようになりました。
恥ずかしながらそれまでサッチモもNew Orleans の人だとは知らなかった・・・